2005年6月26日

ボーン・スプレマシー

観ました。
ん~~、どうなんでしょう。。。
映画そのものは結構スリリングな展開で、楽しめるものでした。
終盤のモスクワのカーアクションなんて、かなり見ごたえあったりして。
前作の「ボーン・アイデンティティ」もそうでしたが、
原作を読んだ人にはやっぱりかなり物足りないんじゃないかな・・・?

ロバート・ラドラム原作の”ジェイソン・ボーン”シリーズは、
THE BOURNE IDENTITY、THE BOURNE SUPREMACY、THE BOURNE ULTIMATUMの3作品あるのですが、
なかでもSUPREMACYは、ストーリーが一番面白いと思ってます。
今まで3回くらい読んだかな・・・?
そもそもロバート・ラドラムという人、私にとってはフレデリック・フォーサイスと
トム・クランシーをあわせて三種の神器みたいな作家。
フォーサイスのように緻密さや周到な描写はないですが、
ドラマチックな展開を書かせたら相当なエンターテイメント作家ではないかと・・・。
まぁファーサイスが元新聞記者で、ラドラムが映画界から転身した背景を考えると、
頷ける特長ではあるのですが。。。

ジェイソン・ボーンは昔から私にとって実在しないヒーローみたいな存在なので、
結構思い入れが強く、映画に過度の期待をしてしまったのかもしれません。
ただ、原作がこれだけ残っていない映画というのは妙な気もします。
原作では重要なパートを受け持つアレックス・コンクリンも死んじゃってるし、
マリー・サンジャックも死んじゃうし。
「ボーン・アイデンティティ」で、ボーンの対極にあるカルロスについて
何も触れられていなかったこと自体、かなり不満でした。
まぁ今の時代、原作みたいに中国を悪者にする映画はなかなか撮れないのかな?

ブルース・ウィリスとリチャード・ギアが出ていた「ジャッカル」は、
フォーサイスの原作「ジャッカルの日」をモチーフにした映画。
これもまた原作からかなり離れたストーリーになっていましたが、
ボーン・スプレマシーはそれ以上ですね。
あの文庫本3冊分のストーリーを劇場映画に収めることなんて無理なんでしょうね。
原作に忠実なものをお望みの場合は、リチャード・チェンバレンが主演したTVシリーズ、
「狙撃者/ボーン・アイデンティティ」をごらん下さい。

「ボーン・スプレマシー」 勝手評価 3.5点(5点満点)



2005年6月24日

ミュージックバトン

あずきさんからミュージック・バトンが渡ってきました!
昨日、苦し紛れに数人の方にお渡ししたのにもかかわらず、
自分の分、公表してなかった!!(汗)
ってなわけで・・・。

・PCに入っている音楽の容量

8GBくらい。ほとんどが64KbpsのWMAでエンコしてるんで、容量少ないです。

・今聞いているもの

BILL EVANS - Paris Concert Edition 1
Quiet Nowの数ある演奏の中でも、このテイクが一番好き。

・最後に買ったCD
昨日ブログに書いた、冨田ラボ ~ アタタカイ雨 feat. 田中拡邦 (MAMALAID RAG)
冨田恵一サウンドは古くから聴き続けてます。

・よく聞く曲、または特別な思い入れのある曲5曲

こりゃあ、ありすぎて迷う。。。
思い入れ部分で強いてあげるなら、

My Foolish Heart (Bill Evans - Waltz For Debby)
定番中の定番です。Jazzに入門するきっかけになったアルバムの1曲目。
これにヤラれてなかったら、Jazz聴いてなかったかも。

Just One Victory (Todd Rundgren - A Wizard, A True Star)
高校時代に聴いたのが最初。その後、ことあるごとに。。。
元気づけられたい時に聴きます。

Josie (Steely Dan - Aja)
中学から高校にかけて、ハードロック野郎だった時に聴いてブッ飛んだ。
このクールなサウンド、やばいくらいに脳に刺さった感じ。
この曲のJim Keltnerのドラムは、8ビートの見本!

All The Things You Are (Keith Jarrett - Tribute)
キースは良く聴きますが、この曲のイントロのインプロヴィゼーションには
バッハを感じます。
クラシックはあんまり詳しくないけど(爆)

Blue In Green (Miles Davis - Kind of Blue)
静かな中にマイルスのミュートが鋭いナイフのように光る曲。
Bill Evansのピアノも凄いし、Coltraneの短いソロも秀逸。


あと、バトンを渡す人。。。

音楽大好き!のyo-kingさん。
成り行きアラカルト日記のウフフマンさん。
AORフリーク!のtahaさん。
Jeff PorcaroにハマッテマスのKirryさん。
ejanの24/7のejanさん。

以上、勝手にお渡ししました。
ただ、TBとかコメントを頂いた方でお親しいわけではないので、お答え頂けるかは?です。

2005年6月23日

冨田ラボ ~ アタタカイ雨 feat. 田中拡邦 (MAMALAID RAG)

6月22日の発売から1日遅れで買いました。
”冨田ラボ ~ アタタカイ雨 feat. 田中拡邦 (MAMALAID RAG)”
私はJ-POPなんて冨田恵一がらみじゃないと滅多に聴かないひとなので、
田中拡邦という人もMAMALAID RAGというバンドも知りません。
ってか、Shipbuildingのアルバムですら、
聴く前から知ってたのはユーミンとキリンジくらいで・・・。

こういうのを癒しというのかなぁ~。
なんだかホンワカしちゃう優しいメロディに、これまた癒し系の声の田中拡邦さん。
イントロのストリングスだけで、冨田アレンジってわかっちゃうところが凄いですね。
ドラムはやっぱりよく叩くし、
サビのスネア・ドラムはやっぱりカウンターでした(笑)。
SOULHEADでガンガンぶちかましたと思ったら、今度はバラード。
懐の広さを感じます。

是非、万人に聴いてもらいたい曲。
ちなみに、2曲目の「Your Time (edition 1)」は、
現代のトッド・ラングレンって感じでした(笑)。



2005年6月20日

F1アメリカGP雑感 ~ ありえないレース

朝早起きして堪能しようと思ったF1アメリカGP。
ところがミシュラン勢はフォーメーション・ラップでグリッドに向かわず、全台ピットへ。
なんだこりゃ?
スターティング・グリッドにはブリジストン・ユーザーの6台しかついていない!
お口あんぐり状態でレースがスタート。
しかしまぁ、朝早起きしてレースを見た私が怒るくらいだから、
高い金払ってインディアナポリスに来たファンは激怒でしょうな。
海外からかけつけたファンもいただろうに・・・。
レースの見所って、2回目のピット・ストップを終えたMシューとバリチェロのニアミスくらい。
一同シラけたなかで、たなぼたボディウム獲得ではしゃぐモンテイロ君を見て、
少々哀れに感じたのは私だけではないでしょう。

FIAもなんとかしないと、F1がダメになりますね。
前の記事でタイヤルールを元に戻して欲しいということを書きましたが、
今はホントにそれが実現することを願ってます。
こんな状態が続くとファンが離れます。

ミシュランチーム ジョイントプレスリリース
F1アメリカGP Result

2005年6月18日

Keith Jarrettの「The Melody at Night, With You」

キース・ジャレットは、私が好きなジャズ・ピアニストの中でもビル・エヴァンスに次ぐ存在なのですが、
彼のソロ作品って、時によって結構疲れたりします。
勿論、演奏は大好きなのです。
ですが、自分の体調とか精神状態にもよるのですが、
キースのソロ・ピアノにリスナーとして真っ向から立ち向かおうとすると、
案外簡単に負けることがあります。
ソロって、聴くほうにもかなりの集中力を要する部類の音楽なのです。

キースのソロのなかで、比較的構えずに聴けるのがこの1枚。
ジャズのスタンダードを、ひたすらメロディを慈しむように奏でているアルバムです。
まず選曲が素晴らしい。
キースのアルバムでは、あまり有名ではないものの、きらりと光るスタンダード・ナンバーに出会うことがあります。
例えばWhisper Notのアルバムに入っている「All My Tomorrows」とか、
ソングブックというDVDに収録されている「Then I'll Be Tired Of You」など・・・。
他にも沢山あるのですが、彼のアルバムを聴くときの”発見”という意味で、密かな楽しみなのです。
この「The Melody at Night, With You」というアルバムのなかにも、
「My Wild Irish Rose」、「Something to Remember You By」、「I'm Through With Love」なんていう、
聴きなれないが、嬉しくなってしまうような美しいメロディを持つ曲を演奏してくれてます。
一番のお気に入りは「Be My Love」。

慢性疲労症候群という聞いたこともないような病から立ち直ったキースが、
まず復帰作としてスタンダード曲集というフォーマットを選び、
張り詰めたインタープレイもなく、
ただひたすらメロディを美しくリスナーに伝えることを目的としたような意図が感じ取れる1枚です。

JAZZをあまり聴きなれていない人、
ひたすら美しいスタンダードを味わいたい人、
良いBGMを求めている人、
全ての人に推薦できるアルバムです。



2005年6月17日

祝!野茂英雄、日米通算200勝達成

世の中、様々な分野で尊敬を集める人がいます。
最近は野球など滅多に見ないのですが(そもそも野球やってる時間帯はまだ会社・・・)、
現在、野球界の中で最も尊敬されるべき人物が野茂英雄という人だと思います。
そりゃあイチローの記録は凄いし、彼が世界記録を打ち立てちゃうくらいの活躍など、
日本人の我々にとっては鼻高々なのですが、
野茂がその道を切り開かなければ、
やはりイチローだって今、ああいう形でメジャーで活躍しているかどうか・・・。

草分けという役割は、その言葉の響きからは計り知れない、
非常に過酷なものだろうと想像します。
マッシー村上がサン・フランシスコ・ジャイアンツで活躍したのが1964~1965年。
恐らく野茂にとって、生まれる前に活躍した元祖メジャーリーガーを参考にすることなど
ありえなかったでしょう。

大リーグのオールスター戦で先発したり、
ノーヒット・ノーランを2度も達成したり、
華やかさが漂うはずなのに、多くを語らず、朴訥さ丸出し。
何度もメジャー球団から戦力外通告されたり、トレードされたりするたびに、
「野茂も全盛期の球威はないし、もう終わりかな・・・?」と思った人も多いはずです。
かくいう私もその一人。
逆境から寡黙に、そしてひたむきに這い上がってくる姿勢は、
日本人のワビサビ心に訴えるものがあるのかもしれませんね。

かつての野球界。
長島茂雄の天真爛漫さと、王貞治のひたむきさが象徴でした。
王貞治の一本足打法と野茂英雄のトルネード投法。
時代に違いこそあれど、一本の道を創意工夫と鍛錬で切り開いていく二人の野球人を
重ねて見てしまうのは私だけでしょうか。

とにかく野茂投手、
日米通算200勝達成おめでとう!
今後も活躍を期待しています。

2005年6月16日

マクロメディア(Macromedia)を訪問・・・

少し前になりますが、仕事でMacromedia日本支社を訪問してきました。
会社のIR用にと検討しているBreezeのデモを見せてもらったのですが、
その高機能さにかなり圧倒されました。
しかし・・・値段が高い!
稟議書を書くにも相当勇気が必要になるような値段でした。。。

お約束のように、アドビによるマクロメディア買収の話を伺いましたが、
営業の方の話によると、
暫くはマクロメディアの営業方針は今まで通り継続されるようです。
製品のコンセプトとしても同様らしいですが、
恐らく近い将来にはFireworksはPhotoshopに統合され、
逆にGoLiveはDreamweaverに統合されるのでしょうね。
私はクリエーターでもなく、所詮アマチュアの域を出ませんが、
やっぱりFireworksはPhotoshopのアルゴリズムには敵わないし、
Dreamweaverの利便性はGoLiveでは叶わないと思ってます。
Macromediaユーザで少しだけファンである私にとっては、
Macromediaらしさが継続されることを期待したいところです。

2005年6月14日

F1カナダGP雑感

荒れに荒れましたね~、カナダGP。
今回のMVPは、優勝したライコネンよりバリチェロでしょう。
ピットレーンからの重い車をスタートさせて、終わってみたら3位。
フィジケラがアロンソを押さえてくれた(笑)お陰でなかなか面白いレースでした。
スタートは、ルノーが速すぎるのか、Mシューとバトンが遅すぎたのか。。。

このコース、やっぱりバトンが餌食になった最終シケインが鬼門ですね。
昔、PCゲーム(Grand Prix 3)で走った感触では、
あそこのトップスピードからのブレーキングと右側のウォールのプレッシャーはかなりのモノだと・・・。

琢磨はある意味気の毒だったように思います。
スタートの1コーナーでヴィルヌーヴにオカマ掘られて、リアを破損。
その後、ウソ!?って感じでレースに復帰。でもブレーキ壊れてまたリタイア。
1レース2リタイアでした。
でもB・A・Rが、エンジンを温存するより次戦の予選スタート順のために琢磨を走らせたことが、ある意味意外でした。

それにしてもブリジストンは、レース・ディスタンスでのパフォーマンスはいいものの、
予選のスピードがもうチョイ欲しいですね。。。

来週も、月曜日は6時起きです (^^;)

F1 Canada GP Result

2005年6月12日

曲を生かすも殺すもアレンジ次第

CDとか聴いて「いい曲だなぁ~」って思うこと、よくありますね。
こういう場合、一般的には曲の良さは意識するけれど、
編曲の良さはあまり気に留めないケースが多いと思います。
勿論、コアな素材としての曲が良くなければ人の心を動かすことはできないと思いますが、
その素材をフルに生かすのが編曲(アレンジ)というものだと思います。
そう思うようになったのには理由がありまして・・・

JAZZの場合、スタンダード・ナンバーは良く取り上げられます。
スタンダードを演奏する場合、ミュージシャンは演奏し古されたその素材を、
より自分らしくプレイするために自身の解釈をもって演奏します。
曲に対する解釈を基にした何らかのオリジナルな要素がなければ、
単に人の真似ごとになってしまい、
そのプレーヤーのクオリティが疑問視されるケースが多いのです。
この解釈とは、ソロにおけるインプロビゼーション(即興演奏)に表れることも多いですが、
基本的には曲をどのようなテンポ、リズム、ノリで演奏するかというところから始まると言っていいでしょう。

GRP ALL-STAR BIG BANDのアルバムは、
それまで私があまり聴かなかったビッグバンドの演奏に興味を持たせてくれたものですが、
その中でアレンジャーとして活躍している Michael Abene (マイケル・アベーニ)という凄い人を知りました。
このアルバムは、GRPレコードの10周年を記念したお祭り要素もあるもので、
基本的に親しみやすいスタンダード・ナンバーをビッグバンドのフォーマットで演奏しています。
ところが中身はお祭りどころか非常に濃くて、
聴き古されたスタンダードがメチャメチャ斬新なアレンジで展開されるスリリングさを味わうことができます。
Abeneが編曲を担当しているのは「Sister Sadie」と「Airegin」ですが、
後者は特に考えつくされた音の重なりや構成を持った、素晴らしいものになっています。
後に来日し、日本でのライブ演奏も発売されていますが、その中の「Oleo」を聴いて、
文字通りブッ飛びました。
こんな「Oleo」、想像もできなかった。。。
それまでビッグバンドといったら Gil Evans や Marty Paich なんかも聴いていましたし、
”ルパン三世”のテーマなんかはカッコ良くて凄く好きでした。(高橋達也と東京ユニオンだったっけな・・?)
しかし、この Abene という人・・・、
頭の中はどんな構造になっているのか不思議に思えるくらい、凄い編曲をします。

前にこのブログで書いた冨田恵一というひと。
スピッツのトリビュートアルバムで、スピッツがヒットさせた「楓」という美しいバラードを、
ヴォーカルにユーミンを迎え、見事なまでに軽妙なポップス調に仕上げています。

やっぱりアレンジって大切なのですね。曲の良さを引き出すために。。。

GRP ALL-STAR BIG BANDGRP ALL-STAR BIG BAND LIVE!一期一会 Sweets for my SPITZ

2005年6月 7日

BILL LaBOUNTYのアルバム、"Bill Labounty"

個人的には、AORはこの名盤なくして語れないと思っている一枚
70年代後半から80年代初頭にかけて全盛期を迎えたAOR。
当時はDavid FosterやJay Graydonあたりがプロデューサーとして引っ張りだこで、
とりあえずこの2人が手がけた作品は片っ端から聴いてみようと、
カセットテープを買い込んだ上で、レンタルレコード屋に日参してました。(笑)

このアルバムを聴いたときは、脳天直撃でしたね~。
一曲目の「Livin' It Up」を聴いたら、ラストまで聴かずしてどうする!
って感じでした。
Bill LaBountyって、声はいいんだけど顔みるとサエないオッサンなんです。
Christopher Crossを初めて見たときの衝撃ほどではないですが・・・w。

とにかく曲がいい。
駄作が全くなく、粒が揃いすぎてるくらいにいいんです。
歌もいい。
そして、バックのウエストコースト・ミュージシャンらがまた最高にいいのです。
こんな取り合わせ、当時のAORでもあんまりなかったくらい、ハマってます。

前にこのブログで書いたJeff Porcaroも、
「Look Who's Lonely Now」あたりでは持ち前のシャッフル・グルーヴを出しまくり。
個人的には、ギターのDean Parksが光ります。
この人、普段はあんまり目立たないんですが、
「Dream On」のソロはフレーズ、構成力含めてまさに完璧。
当時は音楽をやっていたので、演奏側からの視点で聴いた記憶も強いのですが、
Steve Lukatharの「Look Who's Lonely Now」でのカッティングもかなり好きでした。
とにかく!
AORを語る上では外してはならない名盤ですね。

しかし、日本側の製作の人も、
「Look Who's Lonely Now」に「メランコリーの妙薬」なんて邦題、
付けないで欲しいなぁ・・・(笑)




2005年6月 5日

ソニー・クラーク(Sonny Clark)というピアニスト

日本では人気のあるソニー・クラークですが、本国アメリカではほとんど無名だったらしいです。
誰だったか失念しましたが、その昔、日本でのライブでミュージシャンがソニー・クラークの「Cool Struttin'」を演奏した時に浴びた大歓声に驚いたそうです。そのミュージシャン曰く、「(米国では)誰も彼(ソニー)のことを知らないから・・・」。
BLUENOTEのアルフレッド・ライオンですら、「どうしてソニー・クラークがこんなに日本で売れるのかわからない」と言ったとか・・・。

ソニー・クラークのアルバムでは、一般的に「Cool Struttin'」が有名です。
曲はいいし、レコーディングのメンバーを併せて、「これぞハードバップ!」って感じのアルバムです。
ジャケットも素敵だし・・・w。
アルバムの中では、タイトル曲よりも「Blue Minor」が特にいいですね。
ジャッキー・マクリーンのアルトサックスも泣いてるし、愁いを帯びたような独特のタッチのピアノもいい感じです。
しかし、私はどちらかというとTIME盤の「Sonny Clark Trio」のほうが好みです。
フォーマットはトリオで、全てソニー・クラークのオリジナル曲で構成されています。
彼のピアノは、「Cool Struttin'」とタッチとかなり違っているように思えます。切れ味がいいというか、かなり快活かつ雄弁で、演奏することをひたすら楽しんでいるように聞こえます。
Junkaなどはその典型的な演奏ですね。

「Sonny Clark Trio」というアルバムはBLUENOTE盤とTIME盤があって、世間的にはBLUENOTE盤のほうが人気があるようです。
どちらも捨てがたいのですが、どうしてもTIME盤のほうを聴く機会のほうが多いですね、私の場合は。。。


Sonny Clark Trio [TIME盤]

2005年6月 3日

Gino Vannelli(ジノ・ヴァネリ)の「Brother To Brother」

Gino Vannelliって、何もかも濃いですよね。
ラテン系の血というか・・・声も歌い方も濃いんです。
頭は髪の毛が爆発してるし、胸毛もじゃもじゃを強調するような衣装で歌ってた写真は、キャラ的に彼の声と妙にマッチしているような気がします。(笑)
このBrother To Brotherがリリースされた1978年、私はアメリカで高校に通っておりました。(歳がバレますが・・・w)
FMから流れる”I Just Wanna Stop”を聴いて、「いい曲だし、歌うめぇなぁ~」と思った記憶があります。
初めてアルバムを聴いたときは、1曲目の”Appaloosa”でまずブッ飛びました。
なんだこのカッコいいギターソロは!
Carlos Riosというギタリスト、A面(昔のアナログ版的に)ではサンタナみたいなギターを弾いてます。
ところが、B面に移って”Brother To Brother”になると、突然Larry Carltonバリのギタリストに変身するのです。

大学に入ってドラムを止めた私はベースを始めました。
当時、このアルバムの”Feel Like Flying”のJimmy Haslipのベースラインを一生懸命コピーしたものです。この曲のベースは歌っています。
何故なら”Brother To Brother”のソロのコピーはムリだから(笑)。
Gino Vannelliのヴォーカルもいいですが、このアルバムの聴き所のひとつはJoe Vannelliのピアノです。
”Brother To Brother”のコードを聴くと、今でも背筋がゾクっとしますね。

Gino Vannelliの曲って、この後に出た名作Nightwalkerにも言えることですが、詩が似通ってます。 同じようなフレーズが何回も出てくるんです。これも「濃さ」でしょうか・・・w。

Gino Vannelli: Brother To Brother

http://www.ginov.com/

2005年6月 1日

渋谷ではたらく社長の告白

遅ればせながら、サイバーエージェント、藤田晋社長の「渋谷ではたらく社長の告白」を読みました。
同じベンチャーに働くものとして、若くして起業し、様々なトラブルを乗り越えて会社をここまで経営してきた藤田社長には敬意を表します。
この本、文学・小説のような書籍を読みなれた人には表現方法が少々軽く感じますが、ドキュメンタリーですから逆に苦悩や心意気が生々しく伝わってきます。
私自身は経営者ではないですが、ベンチャーに身をおくものとして、ベンチャーの基盤の脆弱さを、一般企業で働く方に比べて皮膚感覚でわかるような気がします。
(自分の一般企業とベンチャー両方に勤務した経験値ですが・・・)
まして藤田社長の若さですから、或る意味ハンディを負った背景があったのではと推察します。
この本を読んで、会社を営むということだけでなく、生きることに関して、人との出会いがいかに重要かを知ることができます。
USENの宇野社長、三木谷社長、ホリエモン、GMOの熊谷社長・・・
藤田社長は実にいい出会いをしていますね。
この本は特にこれから社会に出る若い人、起業家を目指すアドレナリン溢れる人達にお薦めします。
藤田社長、私は株主ではないですが、応援してます!(笑)

渋谷ではたらく社長の告白

渋谷ではたらく社長のblog