2005年9月11日

ターミナル (Terminal)

なかなか楽しめました。
空港従業員との交流と友情、ロシア人をかばう「ヤギの薬」のくだり、父親との約束などはなかなかホロリとさせられるし、反対に映画全体に散りばめられたギャグもベタだけど妙に笑えます。
この映画、ほんとはヒューマンドラマなんでしょうが、ちょっとコメディが横槍入れすぎてるような気もします。
さすがに、エンリケとトーレスがあんなに簡単に結婚しちゃった時は、思わす「んな、アホな・・・」って呟いてしまったし、清掃夫グプタがビクターを助けるためにとった行動なんかも唐突過ぎて、ちょっと安直すぎない?って思いましたが・・・w

でも、彼を取り巻く友人達って、マイノリティ=弱者なんだよな~。
ビクター自身も国籍すらなくなってしまったマイノリティの代表。
そのビクターが、税関で捕まったロシア人を助けるあたりから、マイノリティ同士の中で友情が生まれて・・・。
最後は大勢の空港従業員に見守られながら、アメリカの地を踏むことに。

彼がジャズクラブでベニー・ゴルソン(おっ!本人じゃん!)と会い、父との約束を果たしたとき、そして帰りのタクシーに乗り込んで、ピーナッツ缶にキスするところ・・・。
お涙頂戴的な押し売りのような感じではなく、もっと爽快な感動を与えてくれます。

やっぱり、トム・ハンクスは上手いです。
この映画、演じるのが彼じゃなかったら、全然違う味になってたでしょう。


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