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2005年11月 5日

●The Return of The Brecker Brothers (VHS)

Brecker Brothersファンというより、Michael Breckerファンである私。
恐らく今の時代のポピュラー・ミュージックの最高のテナー奏者であると思うのです。
ジャズの世界ではもっと強烈な演奏者がいるといえばいるのでしょうが、マイケル・ブレッカーほどのオールラウンダーはいないのではないでしょうか。
歌もの良し、インストものはもっと良し。
その上、音も良し。

私が彼を最初に意識して聴いたのは、マイケル・フランクスの「Sleeping Gypsy」というアルバムでした。
「アントニオの歌」のデビッド・サンボーンの演奏が名演とよく取り沙汰されたもんですが、それよりも1曲目の「Lady Wants to Know」のマイケル・ブレッカーの伸びのある音とフレージングに惹かれてしまったのを覚えています。

ソロアルバムも結構好きですが、ひとつのユニットとして、このビデオに出演しているバンドほどの完成度は、フュージョンというカテゴリーの中でもあまり類を見ないでしょう。

このビデオは、同名のCD「The Return of The Brecker Brothers」と同時期に、スペイン・バルセロナでのライブを収録した映像で、メンバーは、

Michael Brecker: Tenor Saxopone, Ewi
Randy Brecker: Trumpet
Mike Stern: Guitar
Dennis Chambers: Drums
James Genus: Bass
George Whitty: Keyboards

ベースのジェームス・ジーナスはちょっと前(今も?)に小曽根真のトリオでアコースティック・ベースを弾いてましたね。
このライブでのエレクトリック・ベースも最高なんです。
当時、このメンバーで東京のブルーノートに来たらしく、友人が聴きに行ったそうな。
行けなかった私は後で聞いて後悔しきり。。。
とにかく、こんなメンバーが目の前で演奏してたら、ヨダレもんです。

曲は、
Above & Below
Spherical
Some Skunk Funk
Common Ground
Song For Barry
Inside Out (ending)
の6曲。

マイク・スターンのオリジナルである「Common Ground」という美しいバラードでのマイケルの演奏は、特にリリカルで涙ものです。
最後はCDにも収録されている「Song For Barry」でメンバー全員全開モード。後半のマイク・スターンのソロがかなりいいです。

でも残念ながらこのビデオ、今はほとんど流通していないようですね。
VHSの粗い映像を観ていると、DVD化を切望してしまいます。
無理でしょうが・・・(苦笑)。


The Return of The Brecker Brothers


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