Donald Fagen - Morph The Cat
Donald Fagenのソロといえば、1982年に発売された1枚目の"The Nightfly"が衝撃的すぎて、四半世紀近く経過した今でも愛聴盤のひとつである。このアルバムにはJAZZを感じた。
その反動か、期待しすぎてしまった次作の1993年発売"Kamakiriad"は耳に全く馴染まず、今でもほとんど聴くことがない。
そんな経緯があり、期待しながらも恐る恐る購入したのが、この"Morph the Cat"だ。
で・・・
どうかというと、こりゃあ期待通り!
NightflyでJAZZを感じさせたFagenは、Steely Danの"Two Against Nature"でもそうであったように、このアルバムでも結構タイトでファンキーなのである。
音作りは変化したが、そこにはSteely DanのAjaあたりから、普遍性というか、一貫したものがある。
それは、「無駄な音は一切聞こえない」という点。
高校生のときにAjaを聴いたが、最初はその凄さがまるでわからなかった。
ただ、聴くにつれ、これほど無駄な音を排除したロック・アルバムがかつてあっただろうか?と、ほとほと感心してしまっている。
本作、"Morph the Cat"は、母の死や9.11事件をきっかけに自ずと”命の限り”というものを認識しつつ制作したものだとのこと。
ただ、相変わらずFagenの詞は(僕には)わかりづらく、そのテーマとかモチーフ的なものを完全に腹に落とすまでにはいかないのが本音のところ。
そういう点を考慮しても、サウンドクオリティそのものは極上である。
一番のお気に入りは、シングルカットされた"H Gang"。
やっぱりDonald Fagenにはモノクロジャケットが良く似合う。
Donald Fagen - Morph The Cat
1. Morph the Cat
2. H Gang
3. What I Do
4. Brite Nitegown
5. The Great Pagoda of Funn
6. Security Joan
7. The Night Belongs To Mona
8. Mary Shut the Garden Door
9. Morph the Cat (Reprise)


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