Pat Metheny - 80/81
2枚組みの力作である。パット・メセニーといえば、僕のお気に入りのピアニストであり、彼の長年のパートナーであるライル・メイズが”必ず付いてくる”というのがお約束なのであるが、なんとこのアルバムにはキーボード・プレーヤーが参加していない。
そういう意味でも興味深い一作。
ちなみに、これも愛聴盤である、ジョニ・ミッチェルのシャドウズ・アンド・ライトとほぼ同時期のもの。
パット・メセニーのリーダー・アルバムを聴く姿勢としては不謹慎ながら、このアルバムの個人的な最大の聴き所は、2枚目の3曲目(トータルで7曲目)、"Every Day (I Thank You)"のマイケル・ブレッカーである。
このブログでも何回か書いてきたが、とにかくマイケルは僕の最も好きなサキソフォン・プレーヤーであるから、どうしても耳が行ってしまうのは避け難いのである。
この曲のマイケルは、非常に伸びやか、かつ優雅で、素敵なコード進行のなかで気持ちよ~く吹いている。
最初聴いたときは、1曲目がかなりアウトな奏法だけに、気持ちが入っていけるか少々心細くなったものだが、この曲でにたどり着くと、アルバムがすんなり耳に入ってくると同時に、マイケルってやっぱりいいなぁと再認識してしまう。
マイケル・ブレッカーとして、最高の演奏の部類に入るんじゃないかな。
今年の1月、亡くなったマイケルの追悼式で、パット・メセニーが1,600人もの参列者を前に、この曲を弾いたそうである。
マイケルとパットはこの語も何度も共演しているが、この曲にはやはり思い入れがあったのだろうな。
あとはチャーリー・ヘイデンのベースがいい。
ジャック・ディジョネットのドラムって、今までキースのトリオものを含めて何百回と聴いているのだが、いまだにその良さが腹に落ちてこない。
パット君、失礼!
キミのギターも心地よいのだが、"Every Day"ばっかり聴いているので、まだ影が薄い状態です。
Pat Metheny - 80/81
1. Two Folk Songs
2. 80/81
3. Bat
4. Turnaround
5. Open
6. Pretty Scattered
7. Every Day (I Thank You)
8. Goin' Ahead
Musicians:
Pat Metheny (guitar)
Charlie Haden (bass)
Jack DeJohnette (drums)
Dewey Redman (sax)
Michael Brecker (sax)


コメント
マイケル・ブレッカーの客演で思い出しました。マイケル・ブレッカーはスタジオ・ミュージシャンとしても圧倒的に有能で、"Everything But the Girls"というユニットの"Language of Life"というアルバムでなかなか秀逸なソロを演じています。ちなみにこのアルバムにはスタン・ゲッツも参加してます。
Posted by nardis at 2007年5月 2日 23:42
このアルバム、全くノーマークでした(笑)。
マイケルのセッションが膨大すぎて、全てを追っかけられないのが悔しいです。
JAZZ HORNの特集号でも買って、勉強しますか・・・。
Posted by yas at 2007年5月11日 11:10
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