2009年1月12日

Joey Calderazzo 三昧

最近、ジャズピアノを聴くモチベーションが再燃してきた。
そのきっかけを作ってくれたのが、過日書いたEnrico PieranunziとJoey Calderazzoだ。

もともとMichael Breckerのファンだった僕は、彼のサイドマンとしてのJoey Calderazzoを聴く機会は少なくなかったが、リーダーアルバムも全く侮れないどころか、かなり好みな部類に入る。
最近のiTunesとiPodは、シャッフルモードではない限り、この人の演奏を再生する頻度がかなり高くなっている。

Calderazzoは相当なオールラウンダーと見る。
フリーっぽい曲ではスケールアウトしながらキレ気味に疾走するソロを弾いたと思うと、バラードでは非常にリリカルなメロディラインで曲を表現する。
どちらにも、強烈な印象を受ける。

そんなCalderazzoの作品で、再生頻度が高いのは下記の3枚。


Joey Calderazzo - Our Standards

Joey Calderazzo - Our Standards

  1. Prenatal Air
  2. Where Is My Duck?
  3. Footprints
  4. Our Standards
  5. There Is No Greater Love
  6. We Also Like Big Women
  7. My Shining Hour
  8. Wake Up Call
  9. Stella By Starlight

goissさんのブログを見て触発され、最も最近にAmazonのマーケットプレイスで入手した、中古CD。
ネットの希少盤を扱っているサイトも数件見てみたが、現在は入手困難なようだ。
欧州っぽいな・・・っていうのが第一印象。
Footprintsで縦横無尽に鍵盤を駆け抜けるようなソロが心地よい。
目下のベストトラックは、My Shining Hour。
このアルバムの中では比較的わかりやすい曲調で、シングルトーンとブロックコードの組み合わせも妙。
このアルバムは、これから聴き込む感じかな。


Joey Calderazzo - The Traveler

Joey Calderazzo - The Traveler

  1. No Adults
  2. Blue In Green
  3. Dolphin Dance
  4. Black Nile
  5. Love
  6. What Is This Thing Called Love
  7. Yesterday's
  8. To Wisdom, The Prize
  9. Lunacy
  10. The Traveler

冒頭のNo Adultsで疾走したかと思うと、Blue in Green、Dolphin Danceという比較的耳馴染みの曲ではリリカルに、Black Nileでは心地よいスイングと、いろんな引出しを聴かせる。
この作品も含めてCalderazzoのアルバム全般的に言えることだが、選曲がウマい。
聴き手が飽きないように、曲のスピードもタッチの強弱も、非常に上手に散りばめられている。
ベストトラックはYesterdays、次点はBlack Nile。
でもなんでフェードアウトなのよ?と、ちょっとツッコミたかったりw
初心者にはOur Standardsよりはこちらのほうがお勧めであるが、Our Standardsほどではないものの、こちらも残念ながら現在は入手がそれほど容易くないようだ。


Joey Calderazzo - In The Door

Joey Calderazzo - In the Door

  1. In the Door
  2. Mikell's
  3. Spring Is Here
  4. Missed
  5. Dome's Mode
  6. Loud-Zee
  7. Chubby's Lament
  8. Pest

91年、彼の初リーダー作がこれ。
しょっぱなのIn The Doorから突っ走る!
この曲のアドリブは奔放でキレ気味。かつ爽快!
一曲目で完全にノックアウトされてしまった。
Micheal Brecker、Branford Marsalis、Gerry Bergonziという、贅沢なサックス奏者3人をフィーチャーしながら、しっかりと自己主張もする。
Michael Breckerのキレ具合と対等にキレるCalderazzoを聴き、「こいつは逸材だ!」と感じるのは僕だけ?
ベストトラックは1曲目のIn the Door。
Calderazzo以外では、アルバム全体としてMarsalis、ドラムのPeter Erskinの演奏が光る。


Joey Calderazzo - Haiku

Joey Calderazzo - Haiku

  1. Bri's Dance
  2. Haiku
  3. The Legend of Dan
  4. Chopin
  5. Just One of Those Things
  6. Dienda
  7. A Thousand Autumns
  8. Dancin' for Singles
  9. My One and Only Love
  10. Bri's Dance - Revisited

かなり昔にブログでこのアルバムのことは書いた。
トリオものが欲しかったのに、手元が狂い(?)、間違ってソロを買ってしまったんだが、結果的に棚からぼたもちw
Haikuのタッチの美しさは特質もの。

Joey Calderazzoというピアニストは、CDの廃盤具合を見るにつけ、かなり過小評価されてるんじゃないかなぁと。
1965年2月生まれだから、まだ43歳。
今後の活躍を大いに期待してしまう。

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コメント

私はJoey CalderazzoのOur StandardsとThe Travelerの2枚のCDを持っていて、流麗に押し寄せるキレ気味のアドリブを楽しんでいます。前者の方がブチ切れ度合が高くアウトしていて好みですが、The Travelerの方も金色の音符波状攻撃がなかなかいいですね。これからもこの人のCDを見つけ次第捕獲していきます。

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