2009年3月22日

オペラ座の怪人、再認識

オペラ座の怪人(DVD)友人から頼まれていたバイトが先日ようやく終わり、ちょっとばかり小遣いができた。
ここぞとばかりに、ホームシアターを新調。
カミさんが旅行中ということもあり、早々にセットアップを完了し、サウンドチェックとなる。

DTSの音質をチェックをしようと、たまたま目に入ったオペラ座の怪人のDVDを再生したら、そのまま2時間ぶっ続けで観てしまった。
何も5年前の映画を・・・と言うなかれ。
兎に角、全編、素晴らしい旋律の洪水だ。


オペラ座の怪人(サウンドトラック)
アンドリュー・ロイド・ウェバーという音楽家、あえてリチャード・ロジャースやジョージ・ガーシュウィンらと比較しようとはしないまでも、まぎれもなく天才である。
特にこの映画のなかの挿入歌「All I Ask of You」を聴いたら、誰もがイチコロになると思う。
映画で体験した方が良いのはもちろんだが、僕なんぞ、この曲を繰り返し聴きたいがためにサントラ盤を買ってしまったほどだ。

パトリック・ウィルソン、素晴らしいね。
エミー・ロッサム、可愛らしい。 彼女を「デイ・アフター・トゥモロー」で観たときは、こんな歌唱力なんて想像もしなかった。
あ、ちなみに今、森永のカフェラッテのCMに出てる女優さんです。

あ~、この映画のブルーレィディスク欲しいな。
バイト代で買っちゃおうか。。。

そんなわけで、ホームシアターのサウンドチェックはまだこれから(汗)

おまけ。

パトリック・ウィルソン、エミー・ロッサムが歌う「All I Ask of You」。
珍しく(?)、アンドリュー・ロイド・ウェバー自身がピアノで伴奏をしている。

2006年5月23日

Chan's Song - 映画「'ROUND MIDNIGHT」

Jazzに関する映画ってかなり観てきたつもりではあるものの、強烈な印象を受けたものはあまり多くない。
ジャズ・ミュージシャンの伝記ものって、その題材となるミュージシャンの人生の暗い部分が強調されていて、観ていて滅入ってしまうケースすらある。
そういう面では、チャーリー・パーカーものの「Bird」、チェット・ベーカーもののドキュメンタリー(タイトル失念)などは、哀しさが先行してあまり楽しめない。

1986年の映画「ラウンド・ミッドナイト」は、数あるジャズ映画のなかでも群を抜くと思っている作品で、主演のデクスター・ゴードンや共演のハービー・ハンコック等を含め、本物の一流ミュージシャンが出演しているからか、かなりのリアリティを持って観ることができる。
この映画の4年後に亡くなったデクスター・ゴードンの演技が妙にはまっていて、アカデミー賞にノミネートされたというオマケまでついたワケは、映画を観れば納得。
けだるさというか、イラつくくらいスローな台詞まわしがかもし出す雰囲気。
実に上手い(笑)。

フランス人のファンとジャズ・ミュージシャとの心の交流を描いたストーリーも良いし、映画の中で演奏されているトラックもジャズファンなら唸る人が多いんじゃないかな・・・。
特に「As Time Goes By」のゴードンの極太のテナーサックスは、生き方が下手なジャズ・ミュージシャンの生き様を表現しているようで、感動的ですらある。

この映画のエンディングに流れる「Chan's Song」というのは、ハービー・ハンコックとスティーヴィー・ワンダーという異色のコンビによる名曲。
メロディの美しさたるや、一度聴いたら忘れられない。
ヴォーカルというより、演奏と言っていいメロディまわしをボビー・マクファーリンが担当している。
この人、「Don't Worry, Be Happy」の大ヒットで有名だが、その曲が彼の代名詞になるのはあまりにもったいない気がする。

ジャズを知らない人が観ても感動できる映画だと思うし、サウンドトラック盤はChan's Song一曲だけでも価値があるんじゃないだろうか。

2005年9月11日

ターミナル (Terminal)

なかなか楽しめました。
空港従業員との交流と友情、ロシア人をかばう「ヤギの薬」のくだり、父親との約束などはなかなかホロリとさせられるし、反対に映画全体に散りばめられたギャグもベタだけど妙に笑えます。
この映画、ほんとはヒューマンドラマなんでしょうが、ちょっとコメディが横槍入れすぎてるような気もします。
さすがに、エンリケとトーレスがあんなに簡単に結婚しちゃった時は、思わす「んな、アホな・・・」って呟いてしまったし、清掃夫グプタがビクターを助けるためにとった行動なんかも唐突過ぎて、ちょっと安直すぎない?って思いましたが・・・w

でも、彼を取り巻く友人達って、マイノリティ=弱者なんだよな~。
ビクター自身も国籍すらなくなってしまったマイノリティの代表。
そのビクターが、税関で捕まったロシア人を助けるあたりから、マイノリティ同士の中で友情が生まれて・・・。
最後は大勢の空港従業員に見守られながら、アメリカの地を踏むことに。

彼がジャズクラブでベニー・ゴルソン(おっ!本人じゃん!)と会い、父との約束を果たしたとき、そして帰りのタクシーに乗り込んで、ピーナッツ缶にキスするところ・・・。
お涙頂戴的な押し売りのような感じではなく、もっと爽快な感動を与えてくれます。

やっぱり、トム・ハンクスは上手いです。
この映画、演じるのが彼じゃなかったら、全然違う味になってたでしょう。


ターミナル (Terminal)

なかなか楽しめました。
空港従業員との交流と友情、ロシア人をかばう「ヤギの薬」のくだり、父親との約束などはなかなかホロリとさせられるし、反対に映画全体に散りばめられたギャグもベタだけど妙に笑えます。
この映画、ほんとはヒューマンドラマなんでしょうが、ちょっとコメディが横槍入れすぎてるような気もします。
さすがに、エンリケとトーレスがあんなに簡単に結婚しちゃった時は、思わす「んな、アホな・・・」って呟いてしまったし、清掃夫グプタがビクターを助けるためにとった行動なんかも唐突過ぎて、ちょっと安直すぎない?って思いましたが・・・w

でも、彼を取り巻く友人達って、マイノリティ=弱者なんだよな~。
ビクター自身も国籍すらなくなってしまったマイノリティの代表。
そのビクターが、税関で捕まったロシア人を助けるあたりから、マイノリティ同士の中で友情が生まれて・・・。
最後は大勢の空港従業員に見守られながら、アメリカの地を踏むことに。

彼がジャズクラブでベニー・ゴルソン(おっ!本人じゃん!)と会い、父との約束を果たしたとき、そして帰りのタクシーに乗り込んで、ピーナッツ缶にキスするところ・・・。
お涙頂戴的な押し売りのような感じではなく、もっと爽快な感動を与えてくれます。

やっぱり、トム・ハンクスは上手いです。
この映画、演じるのが彼じゃなかったら、全然違う味になってたでしょう。


2005年6月26日

ボーン・スプレマシー

観ました。
ん~~、どうなんでしょう。。。
映画そのものは結構スリリングな展開で、楽しめるものでした。
終盤のモスクワのカーアクションなんて、かなり見ごたえあったりして。
前作の「ボーン・アイデンティティ」もそうでしたが、
原作を読んだ人にはやっぱりかなり物足りないんじゃないかな・・・?

ロバート・ラドラム原作の”ジェイソン・ボーン”シリーズは、
THE BOURNE IDENTITY、THE BOURNE SUPREMACY、THE BOURNE ULTIMATUMの3作品あるのですが、
なかでもSUPREMACYは、ストーリーが一番面白いと思ってます。
今まで3回くらい読んだかな・・・?
そもそもロバート・ラドラムという人、私にとってはフレデリック・フォーサイスと
トム・クランシーをあわせて三種の神器みたいな作家。
フォーサイスのように緻密さや周到な描写はないですが、
ドラマチックな展開を書かせたら相当なエンターテイメント作家ではないかと・・・。
まぁファーサイスが元新聞記者で、ラドラムが映画界から転身した背景を考えると、
頷ける特長ではあるのですが。。。

ジェイソン・ボーンは昔から私にとって実在しないヒーローみたいな存在なので、
結構思い入れが強く、映画に過度の期待をしてしまったのかもしれません。
ただ、原作がこれだけ残っていない映画というのは妙な気もします。
原作では重要なパートを受け持つアレックス・コンクリンも死んじゃってるし、
マリー・サンジャックも死んじゃうし。
「ボーン・アイデンティティ」で、ボーンの対極にあるカルロスについて
何も触れられていなかったこと自体、かなり不満でした。
まぁ今の時代、原作みたいに中国を悪者にする映画はなかなか撮れないのかな?

ブルース・ウィリスとリチャード・ギアが出ていた「ジャッカル」は、
フォーサイスの原作「ジャッカルの日」をモチーフにした映画。
これもまた原作からかなり離れたストーリーになっていましたが、
ボーン・スプレマシーはそれ以上ですね。
あの文庫本3冊分のストーリーを劇場映画に収めることなんて無理なんでしょうね。
原作に忠実なものをお望みの場合は、リチャード・チェンバレンが主演したTVシリーズ、
「狙撃者/ボーン・アイデンティティ」をごらん下さい。

「ボーン・スプレマシー」 勝手評価 3.5点(5点満点)