2009年10月 5日

パラレル feat. 秦基博 by 冨田ラボ

過去云十年近くに渡って冨田サウントを聴いてきた自分としては、数ある冨田恵一作品のなかでの最高傑作が、前作「Etoile feat. KIRINJI/Corps de ballet」のマキシシングルに収められ、映画「」のサントラとしても使われている「Corps de ballet」だと思っている。
とにかくこの「Corps de ballet」のアレンジたるや、凄い。
日本のバカラックなんて呼ばれ方をされ、とかくバラードの名手的な感覚で捉えられがちな彼だが、「Corps de ballet」のアレンジは、コアバンドにストリングスとホーンが絶妙に絡みつく、攻めのアレンジである。

そんな最高傑作を聴いた後だから、次の作品を聴くのが、少し怖くなっていた。


パラレル feat. 秦基博その次の作品というのが、これ。
パラレル feat. 秦基博」。
冨田ラボ × 松本隆 × 秦基博の、3世代トライアングル・コラボなんだと。
いざ聴いてみると、曲中&曲間の絶妙な転調が非常に心地良い。

このテンポ、アレンジするにはなかなか難しいんじゃないかと思う。
冨田サウンドのなかでのドラムって、かなりのキーになる部分だと思うんだが、このテンポはドラムのテイストを間違ったら、かなり曲調が変わってしまうような・・・。
相変わらず、ドラムのアレンジは上手いねぇ。

オリコン初登場で7位だったんだとか。
商業的にも、今までにはないパターンかも。

それにしても、早くアルバム第3作目を出してくんないかなぁ・・・。

2009年9月29日

mixiミュージック 30,000曲超え


mixiミュージックの楽曲再生数が30,000曲を超えた。
記念すべき(?)30,000曲目キリバンは、普段よく聴くジャズや、冨田恵一関連のものでもなく、ELPの"Welcome Back My Friends to the Show That Never Ends"のなかに入っている「Tarkus」だったから、自分でも笑ってしまった。

ELPは、確か中学1年のころ、NHKのヤングミュージックショーで「展覧会の絵」のライブを観て衝撃を受け、聴き狂ったプログレバンド。
中学3年間はELP漬けだと言っても過言ではなかったくらい(笑)。

Emerson, Lake & Palmer - Welcome Back My Friends to the Show That Never Ends - Ladies and Gentlemen: Deluxe Edition中学生の懐には、この3枚組のLPレコードなど高嶺の花。 しかも、周りにプログレを聴く友人なんてあまりいなかったので、レコードの貸し借りもできず、確かお年玉で買ったのだと思う。

ELPというバンド、中学生当時は「最高のテクニックを持ったすげーバンド」と思っていた。
が、少し経って熱が冷め、改めて聴くと、当時ガキの自分にさえ、もの凄くリズムの悪いバンドだということが判明した。
リズムをキープすべきドラムのCarl Palmerのリズムが一番悪いから、全部乱れる。
Keith Emersonもリズムが悪い。

とはいえ、このTarkusという曲は非常によくできた曲だ。
軽快な6拍子の滑り出しで、組曲というだけあって展開も楽しめる。
このテイクはライブだから、躍動感もある。

と言いながら、しばし約35年前にタイムスリップしてしまった。
おっさんが懐メロを聴くというのはこういうことなのだろうな・・・と、改めて実感(笑)。

2009年9月15日

9月15日、ビル・エヴァンスの命日

我が再愛のピアニスト、ビル・エヴァンスがこの世を去ったのが、1980年の今日、9月15日。
今日は彼の29回目の命日である。
自らビル・エヴァンスに関連するサイトをやっていながら、更新が暫く滞り、かつこのブログでも「最近ジャズのことを書いてないなぁ」と反省しきり。
しかしながら、やっぱりエヴァンスという人は、僕の音楽観を変えた、もっとも影響を受けたミュージシャンである。

最近エヴァンスねたを書いていないとは言うものの、29,740を数えるmixiミュージックの再生曲数のなか、エヴァンスは3,592回で、ダントツの1位。
多くの"ながら聴き"を含むが、やっぱりよく聴く。

しばし、フィル・ウッズの名曲「Goodbye, Mr. Evans」を、iTunes上でBill Charlapに演奏させてみる。

Bill Charlap Trio - Souvenir

こういう日は、結構染みるなぁ・・・、この曲。

さてと・・・エヴァンス聴くか。
ただし、ダラダラ聴くのではなく、iTunesに登録してある800曲以上のデジタルデータから、1曲のみ選ぼうとする。

これが難しい。

やっぱ、無理だ。

で、気分的にこれだな・・・と思ったものを選んで、心して聴く。

Morning Glory - Koblenz 1979
Yesterday I Heard The Rain - The Tokyo Concert
A House Is Not a Home - I Will Say Goodbye

3曲終わったところで止まるわけもなく、結局その後、エヴァンスのシャッフル状態に突入。

ビル・エヴァンスだけがジャズではないが、ビル・エヴァンスはまさしくジャズである。

Bill Evans

2009年6月26日

King of Pop マイケル・ジャクソン死去

マイケル・ジャクソンが50歳という若さで急逝。
今日、世界で一体何人の人が、彼の死をブログで語るんだろう・・・。

マイケル・ジャクソン死去

ここ暫くは、たまたまマイブームになった"Rock With You"(←参照)以外、あまり彼の音楽を聴くことはなかったが、やっぱりマイケル・ジャクソンというと、我々の世代にはスーパースターである。

アルバム「Thriller」が発売されたのは、ちょうど大学生時代の1982年。
自分も音楽をやっていたこともあって、かなり聴き込んだ。
当時のリアルタイムで体験として、このアルバムの流行というのは凄まじいものがあった。
ミュージック・クリップとしては異常な長さのPVも、VHSテープに録画して、何度も繰り返し観たものだ。
稀代のエンターテイナーであり、彼自身が革命とも言えるかもしれない。

一方、近年はちょっと寂しかったね。
裁判沙汰のスキャンダルもそうだけど、アフリカ系アメリカ人という自らのアイデンティティをことごとく否定するような肌の色、髪の毛、鼻、顎・・・。
ちょうどそのアフリカ系アメリカ人ヒーローとして出現したバラク・オバマと入れ替わるようで、何だか皮肉なもんだ。

ビル・エヴァンスの1961年6月25日のヴィレッジ・ヴァンガードの名演記念日と彼の命日がかぶるなんていうのも、個人的には複雑な心境だ。

今夜は"Rock With You"と、これも大好きな"Heal the World"を聴きながら・・・
合掌。

2009年4月 5日

Tomita Lab - Etoile feat.KIRINJI/Corps de ballet

Etoile feat.KIRINJI/Corps de ballet冨田ラボ待望の新譜、Etoile feat. キリンジ/Corps de ballet
いやぁ、壮大です。
冨田がミュージカル書いたら、こんな感じになるのかな・・・という印象。
つい先日、「オペラ座の怪人」を観てアドリュー・ロイド・ウェバーに感銘を受けたばかりだったので、ちょうどタイミングよくこんなサウンドを聴けたって感じ。

クレジットを見てみると、ストリングすやハープ、パーカッション、木管・金管は外部のミュージシャンで、リズムセクションや鍵盤、ギター等の演奏の、サウンドのコア部分はすべて冨田恵一となっているのは、彼のこだわりだね。
弦のアレンジのところどころに、クラウス・オガーマンが顔を出す・・・というのは、聴く方の独りよがりかな。
相変わらずストリングスが絶妙。

「3枚目のアルバム制作に向けて再始動」っていうじゃないの。
次のアルバムは、「Ship~なに」になるんだろうね。

冨田ラボ - Etoile feat. キリンジ/Corps de ballet

  1. Etoile feat.KIRINJI
  2. Corps de ballet
  3. Etoile feat.KIRINJI -instrumental-


2009年3月22日

オペラ座の怪人、再認識

オペラ座の怪人(DVD)友人から頼まれていたバイトが先日ようやく終わり、ちょっとばかり小遣いができた。
ここぞとばかりに、ホームシアターを新調。
カミさんが旅行中ということもあり、早々にセットアップを完了し、サウンドチェックとなる。

DTSの音質をチェックをしようと、たまたま目に入ったオペラ座の怪人のDVDを再生したら、そのまま2時間ぶっ続けで観てしまった。
何も5年前の映画を・・・と言うなかれ。
兎に角、全編、素晴らしい旋律の洪水だ。


オペラ座の怪人(サウンドトラック)
アンドリュー・ロイド・ウェバーという音楽家、あえてリチャード・ロジャースやジョージ・ガーシュウィンらと比較しようとはしないまでも、まぎれもなく天才である。
特にこの映画のなかの挿入歌「All I Ask of You」を聴いたら、誰もがイチコロになると思う。
映画で体験した方が良いのはもちろんだが、僕なんぞ、この曲を繰り返し聴きたいがためにサントラ盤を買ってしまったほどだ。

パトリック・ウィルソン、素晴らしいね。
エミー・ロッサム、可愛らしい。 彼女を「デイ・アフター・トゥモロー」で観たときは、こんな歌唱力なんて想像もしなかった。
あ、ちなみに今、森永のカフェラッテのCMに出てる女優さんです。

あ~、この映画のブルーレィディスク欲しいな。
バイト代で買っちゃおうか。。。

そんなわけで、ホームシアターのサウンドチェックはまだこれから(汗)

おまけ。

パトリック・ウィルソン、エミー・ロッサムが歌う「All I Ask of You」。
珍しく(?)、アンドリュー・ロイド・ウェバー自身がピアノで伴奏をしている。

2009年3月 8日

Rodney Holmes

ちょっと前にBrecker Brothersのブートレグを入手した。
そこでドラムを叩いているRodney Holmesがかなり気に入って、いろいろ検索していたら、ヤフオクでそのブートと同じ時期のDVDが出品されいたので、迷わずゲットする。
1995年3月、ブレッカー・ブラザーズ来日の、五反田のUポートホールでのパフォーマンスである。
なんのことはなく、当時、日本でテレビ放映されたときの映像らしい。
まぁ、探す手間を省けただけでも、2000円の出費は安いかも(^^)

そのパフォーマンスから、アルバム「Out of the Loop」のHarpoonという曲で、Rodney Holmesが繰り広げるドラムソロをおひとつどうぞ。

爽快だ!

ノリ的にはデニチェンに近いかな。

2009年1月13日

今日はMichael Breckerの命日

早いもので、Micheal Breckerが白血病で亡くなった2007年1月13日から、2年が経過した。
追悼の意味を込めて、iTunesライブラリからプレイリストを作り、これから彼のサックスを偲ぶことにする。
70年代から30年あまり、ジャズのみならず、フュージョン、ロック・ポップス界に及ぶまで、欠くことのできないホ-ンプレーヤーだった。
今思っても残念でならない。


Micheal Brecker Playlist:

  1. Some Skunk Funk - Some Skunk Funk / Randy Brecker with Michael Brecker
  2. When Can I Kiss You Again? - Pilgrimage / Michael Brecker
  3. Not Ethiopia - Smokin' in the Pit / Steps
  4. African Skies - Out of the Loop / Brecker Brothers
  5. The Lady Wants to Know - Sleeping Gypsy / Micheal Franks
  6. Invitation - The Birthday Concert / Jaco Pastorius
  7. Every Day (I Thank You) - 80/81 / Pat Metheny
  8. Midnight Mood - Nearness of You: The Ballad Book / Michael Brecker
  9. Nightwings - Cityscape / Claus Ogerman & Michael Brecker
  10. Naima - Directions in Music / Herbie Hancock / Michael Brecker / Roy Hargrove
  11. Last Tango In Paris - Jungle Fever / Neil Larsen
  12. The Dry Cleaner From Des Moines - Joni Mitchell /Shadows and Light
  13. Cokumo Island - TO CHI KA / 渡辺香津美
  14. Maxine - The Nightfly / Donald Fagen
  15. Autumn Leaves - Unknown / Michael Brecker
  16. Commond Ground - Return of the Brecker Brothers [VHS] / Brecker Brothes
  17. Song For Barry - Return of the Brecker Brothers [VHS] / Brecker Brothes


彼のセッションは膨大な数にのぼり、僕が持っている音源はその一部でしかない。
日本のミュージシャンにも多くの演奏を提供していて、意外なところではSMAPのアルバムにも確か4~5枚参加していはたずw
選んだらキリがないので、直観でリストを作成した。
どれもシビれる。
6など、今聴いてもゾクゾクする。
15は以前友人から譲り受けたライブ音源で、出所が不明にもかかわらず、凄い演奏。
16、17のような素晴らしいパフォーマンスがデジタル音源(CD、DVD等)になっていないのが惜しい。


Micheal Brecker