2005年7月31日

George Benson - Weekend In L.A.

個人的に、ジョージ・ベンソンという人の存在は、チェット・ベーカーとかぶってしまいます。
トランペット奏者としてよりヴォーカリストとしての評判が大きめ(後年ですが・・・)のチェットベーカーと同様、ギタリストとしてよりヴォーカリストとして成功してしまったために、彼のギターの素晴らしさはあまり強く語られることがないように思え・・・。
クィンシー・ジョーンズとの出会いが、色々な意味で彼のキャリアを大きく方向転換したように思います。
リラックスした雰囲気が好きで、フュージョンをあまり聴かなくなった最近でも時折聴いてしまうアルバムです。
1曲目のタイトル曲の、飾らないシンプルな雰囲気・・・、”つかみ”としては最高かも。
クィンシーの計算しつくされた造った音で聴くベンソンより、ひたすら”曲を歌う”ことを楽しみながらパフォーマンスしている「Down Here on The Ground」なんかが、かなり心に響く感じがします。
スティービー・ワンダーが偉大なギタリスト、ウェス・モンゴメリーに捧げた「We All Remember Wes」で聴けるオクターブ奏法は、ギタリストとしてのベンソンの真骨頂かもしれません。

個人的には、キーボードのJ.ダルトの評価がかなり高いです。



2005年7月 3日

ビル・チャンプリン (Bill Champlin)

好きなシンガーの中で、個人的な殿堂入りクラスはナット・キング・コール。
その次に来るのが白人ならビル・チャンプリン、黒人ならアル・ジャロウ。
このビル・チャンプリン、70年代~80年代初頭のAOR全盛期に
主にバックコーラスとして引っ張りだこだった人で、
当時、こんなに良いシンガーが何故バックコーラスを・・?と思っていた存在でした。
勿論ソロアルバムも出しているのですが、「RUNAWAY」以外はあまり聴かなかったなぁ。

彼がAORにおける最強ユニット「AIRPLAY」のアルバムに残した名曲
「AFTER THE LOVE IS GONE」は、EW&Fがシングルでヒットさせたものの、
確かドゥービー・ブラザーズの「What a Fool Believes」とグラミー賞の
SONG OF THE YEARを争って負けてしまった曲。
この名曲がCHICAGOの「ラヴ・ソングス」というベスト盤で密かに復活しています。
ビル・チャンプリンがEW&Fをバックに歌う「After The Love Has Gone (LIVE 2004)」は、当時AORに狂った人、TOTO/Airplay系の音が好きな人なら、ヨダレを垂らしてしまうようなテイクじゃないかな??
この「ラブ・ソングス」というアルバム、CD屋さんで購入するのに少々赤面してしまうようなジャケットなのですが、
他にはフィリップ・ベイリーがCHICAGOをバックに歌う「IF YOU LEAVE ME NOW」なんかが入っていて、この辺もマニア心を擽ります。

シカゴのDVD「イン・コンサート・アット・ザ・グリーク・シアター」を観た時、
ライブで歌うビル・チャンプリンの歌の上手さにお口あんぐりになりました。
シカゴには、ピーター・セテラの後を継いだジェイソン・シェフという
素晴らしいヴォーカルがいるのですが、
「HARD HABIT TO BREAK」での歌の絡みで、ジェイソンが霞むような存在感。

こんなに歌が上手かったら、さぞかし歌うことが楽しくてしょうがないでしょうね。
オレ、歌は苦手だからなぁ・・・。

2005年7月 2日

Jeff's Recording - Norwegian Wood 2 / L.A. Workshop

友人から譲り受けたDVDです。
映像としては、マスタービデオから3~4回ダビングされた後のような劣悪なものですが、
貴重なジェフ・ポーカロのドラム・セッション風景が、約50分弱収められています。
ほとんどジェフがドラムを叩くのを後ろから撮影したものですが、
音は悪いながら、ほとんどドラムソロというものをやらなかった彼にして、
ドラムだけを聴けるというのは希少価値かも。(笑)
恐らくヘッドフォンから聴こえる音にあわせて叩いているのでしょうが、
かなりいいグルーヴも出ていて、思わず唸ることしきりでした。
ビートルズの「エリナーリグビー」のインスト・バージョンの曲などは、
かなりノリノリで叩きまくっています。
まぁ、マニアウケのDVDですね。
しかし、個人的には宝物になりそうです(^^;)

Jeff Porcaro