2008年5月13日

The Yellowjackets - Live Wires

live_wires.jpgThe YellowjacketsのLive Wiresが発売された1992年当時は、既にフュージョンという音楽から卒業していた時期なのだが、何故かこのアルバムは好きでよく聴いた。(カセットテープのウォークマンで・・・笑)
ドラムがRicky LawsonからWilliam Kennedyに代わってから良くなったな・・・という印象を持っていた。

僕は、このYellowjacketsでサックスを吹いているBob Mintzerというプレーヤーが、個人的にかなり好きだ。
何故ならこの人はメロディを吹くプレーヤーだから。
実際、もう一人の大好きなテナー奏者であるマイケル・ブレッカーほどの度肝を抜く即興演奏もないのは、Jaco Pastoriusの「Birthday Concert」に収録されている"Invitation"のサックスバトルを聴けば明白。
マイケルにかなり押されてしまっている。
にもかかわらず、この人の奏でるメロディセンスは素晴らしいと思ってしまう。
簡単な例は、GRP All-Star Big Bandでソロを担当してる、"I Remember Clifford"のごく短いソロ。
スタジオ盤とライヴ盤(日本公演。既に廃盤かな?)の両方とも、非常に美しいソロを聴かせてくれるし、ソロにきちんと起承転結があるように思えて、何度も聴き入ってしまう。

この「Live Wires」でのMintzerの一番は"Freedomland"。
自身のビッグバンド・アルバム「Departure」でも取り上げている、お気に入りの曲らしい。
この曲のソロは、展開力の秀逸さが光る。
現在、テナーソロの部分だけ、かなりのヘビーローテーション中^^

The Yellowjackets - Live Wires

1. Homecoming
2. Bright Lights
3. The Dream
4. Freedomland
5. Downtown
6. Claire's Song
7. Geraldine
8. The Spin
9. Wildlife
10. Revelation

2008年5月 6日

ゴールデンウィークの音源収穫

ちと、大量に仕入れすぎた感あり。
どっから手をつけて(耳をつけて?)いいんだぁ?
ブラッド・メルドーやマイケル・ブレッカーのレアっぽいブートも入手できたのは◎^^
好きなミュージシャンのアルバム歯抜け状態を埋めたり、今までMP3で断片的しか聴いていなかった「気になる人の気になるアルバム」もゲットしたり。
まぁ上々というか、暫くはお腹いっぱいの状態が続きそうな予感。
っつうか、この大量入手によって、iPod Classicの容量30GBがひっ迫状態。
そっちの危機感がつのる(汗)


GWゲッツ一覧:
Tord Gustavsen - The Ground
Tord Gustavsen - Changing Places
Bill Evans - Live in Buenos Aires, 1979
Al Jarreau - Look to The Rainbow
Michael Brecker - The Cost of Living
Brad Mehldau - Introducing Brad Mehldau
Brad Mehldau - Barbican, London, 13th February 2006
Brad Mehldau - Perugia, Arena Santa Giuliana
Brad Mehldau - Solo - Rubloff Auditorium, Chicago, Illinois 2004
Eliane Elias - Something for You
Pat Metheny/Brad Melhdau - Metheny/Melhdau
Pat Metheny/Brad Melhdau - Quartet
Pat Metheny Michael Brecker Special Quartet - Live in Kongsberg, Norway 2000
Casiopea - Mint Jams
The Yellowjackets - Live Wires
Bob Mintzer - Horn Man
Diana Krall - The Look of Love
Larry Carlton - Mr. 335 Live in Japan
山中千尋トリオ - Madrigal

2008年4月13日

山中千尋 - When October Goes

山中千尋 - When October Goes時に、それまでは馴染みがないのに、聴いた瞬間に「ひと目惚れ」ならぬ「ひと聴き惚れ」をしてしまう作品に出会うことがある。
山中千尋の「When October Goes」もそのひとつ。

このひとのタッチは(このアルバムしか聴いていないので、その限りにおいては)、かなり男性的かもしれない。
少なくとも、冒頭のナンバーを何の予備知識もなく聴いたとしたら、女性ピアニストという印象を持つ人はあまりいないんじゃないかな。
しかも、スイング感もかなり良好。
Wikipediaで調べてみると、群馬県桐生市出身で、バークリーを首席で卒業なんていう経歴も。
指使いも雄弁で、印象的なソロが並ぶ。
でもやっぱり一番印象的なのは、日本の民謡「八木節」を見事にノリノリなジャズナンバーにアレンジした「Yagi Bushi」。
コンサートの最後は必ずこの「八木節」で締めるそうである。
故郷が大好きなのね^^

この「When October Goes」は選曲の勝ち!みたいなところもあって、力強いスイングナンバーからメロディアスなバラードまで、色々な面を見せてくれるところも◎。
このひと、もっと経験を重ねて円熟してきたら、結構凄いピアニストになるかもね。


チヒロ・ヤマナカ・トリオ - When October Goes

1. Taxi
2. Just In Time
3. Paint My Heart Red
4. Yagi Bushi
5. Plum The Cow
6. Ballad For Their Footsteps/Three Views of a Secret
7. I Got Rhythm
8. When October Goes
9. S.L.S.
10. In A Mellow Tone


続きを読む "山中千尋 - When October Goes"

2008年3月23日

Giovanni Mirabassi - Dal Vivo!

Giovanni Mirabassi - Dal Vivo!最近、澤野公房づいているというか、ウラジミール・シャフラノフとか、山中千尋とか、澤野さんが出しているピアノトリオもので良質の音に触れることができている。
そんな中で一番のヒットだったのが、このGiovanni MirabassiのDal Vivo!というアルバム。

ミラバッシという人は、1970年イタリア生まれで、今はパリに活動拠点を置く若手ピアニスト。 まぁ40歳前だから、まだ若手というべきだろう。
内容は、ほとんどがオリジナル曲で構成されるライブ録音。
かなりリリカルだけど、感傷的になりすぎないところがまたいい。
アルバム全体がブツ切れにならず、同じようなテーマ性を持った楽曲の集まりに思え、ひとつの組曲のようにも感じる。

楽曲がほぼすべてマイナー調なので、メリハリが欲しいという人もいるかもしれないが、これはこれでいいんじゃないかな?
この人、実は来週31日と4月1日に、銀座と武蔵境でライブをやるのに、気づいた時には既にチケット完売。
あ~、やってもーた。。。

でも、かなり気に入ってます^^

参考: 澤野工房オンラインストア


Giovanni Mirabassi - Dal Vivo!

1. Jean-Paul Chez Les Anges
2. Place De La Marie
3. 28.Rue Manin
4. Des Jours Meilleurs
5. Requiem
6. memento Mores
7. Cafe Francais
8. El Pueblo Undo James Sera Vencido

2008年2月24日

Gap Mangione - Suite Lady

Gap Mangione - Suite Ladyこの30年前にリリースされたアルバムを僕自身が聴いていたのは、確か高校3年生とか大学1年生くらいの時で、考えてみりゃあ26、7年前のこと。
久しくCD化を切望していたが、CD化の噂すらなく、デジタル音源を入手なんていうのは夢かと思っていた。
今回、ひょんなことからフルアルバムのmp3を入手できちゃった。

2曲目の"I Don't Know"は、TOTO系マニアなら必ずや聴いたことがあるであろう、Greg Mathiesonの「ベイクド・ポテト・スーパー・ライヴ」のテイクで有名になった曲だが、格好良さは断違いでこのGap Mangioneのテイクに軍配があがるはず。
それを事あるごとに説いてきたが、音源を入手できたことでようやく証明(?)できるかな(笑)。
このテイクのJeff Porcaroのドラミングは、アルバムそのものがCD化されていないこともあってほとんど知られていないと思うが、僕自身は彼のベストプレイのひとつに挙げたいくらいだ。
Jeff節のオンパレードという感じで、彼のファンなら涎を垂らすこと必至。
ついでに、"Sister Jo / Time Of The Season"のフレーズやグルーヴも必聴。
ホントに涎が出たw

ちなみにこのアルバムのプロデューサーはLarry Carltonで、"I Don't Know"では彼の素晴らしいブラスアレンジが聴ける。
CD化はされていないし、今後も望み薄と思うが、LPなら入手困難というわけでもないようで、ネット上では中古LPも散見される。
更に輸入ならいろいろな選択肢がある模様。

http://www.musicstack.com/album/gap_mangione/suite_lady


Gap Mangione - Suite Lady

1. Mellow Out!
2. I Don't Know
3. Shh
4. You Can't Cry For Help
5. Sister Jo / Time Of The Season (Medley)
6. King Snake
7. Suite Lady
8. We Three (Scherzando)

2008年2月19日

Herbie HancockがGrammy「最優秀アルバム賞」を受賞

もう数日前のことになるが、先日このブログで書いた、Herbie Hancockのアルバム「River: The Joni Letters」がグラミー賞のAlbum Of The Year(要は最優秀アルバム賞)を獲ったらしい。
最優秀アルバム賞をジャズミュージシャンが獲得するのは、グラミー50年の歴史のなかで43年ぶりだそうだ。
まさに快挙ってやつだな。
Herbie自身、受賞スピーチで「“不可能を可能にできる”ことが証明された」と言っている。
このアルバムは、「Album of The Year」と同時に「Best Contemporary Jazz Album」も併せて受賞。
正直なところ、これほどまで高評価を得る作品だとは思わなかったけど、ジャズの音楽作品がこういう評価を得ることはいいことじゃないかと。
思い起こせば、Herbieが初のグラミーを受賞したのは、エレクトリック時代の「Rockit」。
あの時も嬉しそうだったな。

同じくグラミーの「Best Jazz Instrumental Album, Individual or Group」と「Best Jazz Instrumental Solo」で、Michael Breckerが遺作での受賞。
(Best Jazz Instrumental Soloは、 アルバム「Pilgrimage」の中の"Anagram"というテイク)
彼の晴れ舞台も見たかったものだ。

http://www.grammy.com/GRAMMY_Awards/50th_show/list.aspx

2008年2月 6日

mixiミュージック、10,000曲突破

mixiミュージックのアップロード曲数が10,000を超えた。
別にアップロード数を自慢したいわけではなく、日常生活で自分が聴いている音楽を客観的に見るのも面白いかなと思い、続けてきていたわけで・・・。

まずはアーティスト別。

1. Bill Evans     1550
2. Brad Mehldau     604
3. Michael Brecker     443
4. Keith Jarrett     422
5. Pat Metheny     376
6. 冨田ラボ     365
7. Randy Brecker w/Michael Brecker     334
8. Joni Mitchell     333
9. Miles Davis     320
10. Todd Rundgren     318

ビル・エヴァンスが1,550曲あるが、もちろん良く聴くアーティストであるのと同時に、MP3のファイル数が最も多いからだと思われ。
mp3のファイル数が約5,450保存されていて、うちエヴァンスのファイルは880くらいだから、全体の16%ほどを占める。
再生曲数10,000のうち、エヴァンスの再生数が15.5%なので、至極リーズナブルかと。
iTunesでシャッフル再生すると、やはり一番頻繁に再生されるのはこの人のファイルだし。
ブラッド・メルドーは近年一番のお気に入りピアニストだし、マイケル・ブレッカーは惚れこんでいることに加え、去年急逝したことが大きい。
ジョニ・ミッチェルは、「Shadows and Light」のアルバムひとつでここまで来ちゃった。


続いて楽曲別。

1. Strap-Hangin' by Randy Brecker w/Michael Brecker     72
2. Freefall by Randy Brecker w/Michael Brecker     54
3. Young and Fine by Steps     45
3. Edith And The Kingpin by Joni Mitchell     45
4. Solar by Brad Mehldau     44
5. Sehnsucht by Brad Mehldau     39
5. For All We Know by Brad Mehldau     39
6. Every Day (I Thank You) by Pat Metheny     38
7. Song For Barry by Randy Brecker w/ Michael Brecker     37
7. Exit Music (For a Film) by Brad Mehldau     37
8. Prayer On The Air by 冨田ラボ     36
9. All The Things You Are by Brad Mehldau     35
10. Invitation by Jaco Pastorius     34

やっぱり去年一番聴き込んだ「Some Skunk Fund - Randy Brecker w/Michael Brecker」の曲が3つもベストテン入り。
ブラッド・メルドーに至っては5曲も。
メルドーは、一番のお気に入りの「The Art of the Trio, Vol. 4: Back at the Vanguard 」の存在がでかい。
「Every Day (I Thank You)」はパット・メセニーのクレジットだが、これはマイケル・ブレッカーを聴くためのもの。 M・ブレッカーのソロのなかでも最もお気に入りのなかのひとつである。
ジャズ関連以外では、冨田ラボの「Prayer on The Air」が唯一入っていた。
この曲は、冨ラのアルバム、ShipbuildingShiplaunchingのなかで、個人的にはベストテイクと思っている逸品。
総じて言うと、マイケル・ブレッカーがらみが、10位の「Invitation」も含めて6曲も入っているのと、1500回以上も再生しているビル・エヴァンスが一曲も入っていないのが面白かった。

この結果をみると、やっぱり自分って音楽には我儘だなぁと感じてしまう。
好きなものを聴くのは当然だけど、好きなものを”これでもか!”ってくらいリピートしているのがよくわかる。

20,000曲までやってもいいけど、結局大差ない結果が出そうな気もするな・・・。

2008年1月26日

Herbie Hancock - River: The Joni Letters

Herbie Hancock - River: The Joni Lettersハービー・ハンコックの最新作を購入。
好きなピアニストではあるものの、ハービーの新作が出たからと言ってすぐ食いつくほうではない。
実際、本作も去年の秋発売だし。
今回は、自分が地味にファンであるジョニ・ミッチェルへのトリビュートという部分にちょっとそそられてしまった。
選曲は、ジョニ・ミッチェルの代表作から選りすぐってというものではないようだ。
実際、HejiraとかWoodstockも入ってないし。
影の名曲と思っているEdith and the Kingpinなんて選んでいるのは、ちょっとグッとくる。 でもこの曲のボーカルにTina Turnerを持ってくるとは・・・。

アルバム全体は、何か抽象画を鑑賞しているかのような雰囲気。
歌ものテイクでは、ウエイン・ショーターのサックスが良いアクセントになっている。
個人的にはインストテイクのBoth Sides NowとA Case of Youが気に入った。
A Case of Youは、ダイアナ・クロールの弾き語りにずーっとやられまくっているが、こちらもなかなかの出来じゃなかろうか。

ハービーのジャズピアノをどっぷり聴きたいという人には全く不向きかも。
ただ、アリなんじゃない?っていう作品ではある。


Herbie Hancock - River: The Joni Letters

1. Court and Spark featuring Norah Jones
2. Edith and the Kingpin featuring Tina Turner
3. Both Sides Now
4. River featuring Corinne Bailey Rae
5. Sweet Bird
6. Tea Leaf Prophecy featuring Joni Mitchell
7. Solitude
8. Amelia featuring Luciana Souza
9. Nefertiti
10. Jungle Line featuring Leonard Cohen
11. A Case of You [Bonus Track]