
そもそも今から遡ること四半世紀前の大学時代(笑)、春休みにアメリカに遊びに行った時に、ビデオ屋でこの「Shadows and Light」のVHS版を購入したのが最初の出会い。
当時ベーシストだったので、音だけでなく映像のJaco (Pastorius)が観たいがために買ったようなものだった。
Jaco以外にもサポート・ミュージシャンがMichael Brecker、Pat Metheny、Lyle Mays、Don Aliasら豪華メンバーという凄さ。
Joni Mitchellの曲というのは、単純なAABAのような展開じゃなくて、少し変わった構成になっていたりして、なかなか馴染みにくい面もある。
このアルバムの「God Must Be a Boogie Man」なんて、いきなり曲の締めのフレーズから入っていくようなものだし。
でも、独特の展開や節回しに馴染めるようになったら、どんどん引き込まれる。
ベースを弾いていた当時、「Dry Cleaner from Des Moines」のベースの入り方がたまらなく格好良く感じ、何度も練習した。
この曲はほとんどジャズで、しかもベース、サックス、ドラムという奇妙なトリオ編成。
Michael Breckerが若々しく吹きまくるのも爽快だ。
「Hejira」のオブリガードのように入ってくるJacoのベースがまた絶妙。
ただ、Joni Mitchellの歌唱力がその素晴らしいミュージシャン達に引けを取るということは決してなくて、逆にフロントに立って引っ張っていってる感じ。
さすがだな、Joni。
最後の「Woodstock」を聴き終ったら、静かな感動が残る。
このエンディングもまた絶妙。
しかし、このステージに立っていた6人のうち半分がもうこの世にいないという事実。
寂しい限りだ・・・。
Joni Mitchell - Shadows and Light
1. Introduction
2. In France They Kiss on Main Street
3. Edith and the Kingpin
4. Coyote
5. Goodbye Pork Pie Hat
6. Dry Cleaner from Des Moines
7. Amelia
8. Pat's Solo
9. Hejira
10. Black Crow
11. Don's Solo
12. Dreamland
13. Free Man in Paris
14. Band Introduction
15. Furry Sings the Blues
16. Why Do Fools Fall in Love?
17. Shadows and Light
18. God Must Be a Boogie Man
19. Woodstock