2005年6月 7日

BILL LaBOUNTYのアルバム、"Bill Labounty"

個人的には、AORはこの名盤なくして語れないと思っている一枚
70年代後半から80年代初頭にかけて全盛期を迎えたAOR。
当時はDavid FosterやJay Graydonあたりがプロデューサーとして引っ張りだこで、
とりあえずこの2人が手がけた作品は片っ端から聴いてみようと、
カセットテープを買い込んだ上で、レンタルレコード屋に日参してました。(笑)

このアルバムを聴いたときは、脳天直撃でしたね~。
一曲目の「Livin' It Up」を聴いたら、ラストまで聴かずしてどうする!
って感じでした。
Bill LaBountyって、声はいいんだけど顔みるとサエないオッサンなんです。
Christopher Crossを初めて見たときの衝撃ほどではないですが・・・w。

とにかく曲がいい。
駄作が全くなく、粒が揃いすぎてるくらいにいいんです。
歌もいい。
そして、バックのウエストコースト・ミュージシャンらがまた最高にいいのです。
こんな取り合わせ、当時のAORでもあんまりなかったくらい、ハマってます。

前にこのブログで書いたJeff Porcaroも、
「Look Who's Lonely Now」あたりでは持ち前のシャッフル・グルーヴを出しまくり。
個人的には、ギターのDean Parksが光ります。
この人、普段はあんまり目立たないんですが、
「Dream On」のソロはフレーズ、構成力含めてまさに完璧。
当時は音楽をやっていたので、演奏側からの視点で聴いた記憶も強いのですが、
Steve Lukatharの「Look Who's Lonely Now」でのカッティングもかなり好きでした。
とにかく!
AORを語る上では外してはならない名盤ですね。

しかし、日本側の製作の人も、
「Look Who's Lonely Now」に「メランコリーの妙薬」なんて邦題、
付けないで欲しいなぁ・・・(笑)




2005年6月 3日

Gino Vannelli(ジノ・ヴァネリ)の「Brother To Brother」

Gino Vannelliって、何もかも濃いですよね。
ラテン系の血というか・・・声も歌い方も濃いんです。
頭は髪の毛が爆発してるし、胸毛もじゃもじゃを強調するような衣装で歌ってた写真は、キャラ的に彼の声と妙にマッチしているような気がします。(笑)
このBrother To Brotherがリリースされた1978年、私はアメリカで高校に通っておりました。(歳がバレますが・・・w)
FMから流れる”I Just Wanna Stop”を聴いて、「いい曲だし、歌うめぇなぁ~」と思った記憶があります。
初めてアルバムを聴いたときは、1曲目の”Appaloosa”でまずブッ飛びました。
なんだこのカッコいいギターソロは!
Carlos Riosというギタリスト、A面(昔のアナログ版的に)ではサンタナみたいなギターを弾いてます。
ところが、B面に移って”Brother To Brother”になると、突然Larry Carltonバリのギタリストに変身するのです。

大学に入ってドラムを止めた私はベースを始めました。
当時、このアルバムの”Feel Like Flying”のJimmy Haslipのベースラインを一生懸命コピーしたものです。この曲のベースは歌っています。
何故なら”Brother To Brother”のソロのコピーはムリだから(笑)。
Gino Vannelliのヴォーカルもいいですが、このアルバムの聴き所のひとつはJoe Vannelliのピアノです。
”Brother To Brother”のコードを聴くと、今でも背筋がゾクっとしますね。

Gino Vannelliの曲って、この後に出た名作Nightwalkerにも言えることですが、詩が似通ってます。 同じようなフレーズが何回も出てくるんです。これも「濃さ」でしょうか・・・w。

Gino Vannelli: Brother To Brother

http://www.ginov.com/