2006年8月12日

Utopia - Live at The Royal Oak (DVD)

トッド・ラングレンのファンを始めて、早30年(笑)。
今はジャズが一番好きだけど、洋楽分野でロックやポップスを聴くとなると、どうしてもトッドは外せない。
このDVDは、Utopiaとして1981年、デトロイトで行ったライヴの映像。
メンバー全員が迷彩服を着ているが、トッドはこの時期に"Swing to The Right"というアルバムを発売していた。
"Right"というのは、単純な右という意味ではなくて、右翼とか右派の意味。
この迷彩服は、当時のレーガン政権時代の右翼化に警鐘を鳴らす意味があるとかないとか。

大学時代に音楽をやっていた僕は、Utopiaのコンサートに行ったバンドの先輩から「とにかく彼らのライヴは何が完璧かって、そりゃコーラスだよ!」ということを聞いていた。
このDVDでもそれが証明されている。
まさに完璧。
特に、ベースのKasim Sultonは素晴らしい。
この人、ソロでもバリバリ行けるくらいに歌がうまい。
ある意味、もったいない。

パフォーマンスは、かなりエネルギッシュだけど、やっぱり楽曲の良さはトッドならでは。
オールドファンには涙が出るほど嬉しい"Love Is The Answer"や"Just One Victory"も聴かせてくれる。
"Just One Victory"は青年の頃の僕(?)にいつも元気をくれていた曲だけど、そういう思い入れを差し引いても、素晴らしい曲だなぁと再認識する。

そういえば、大学時代の音楽サークルでは、Willie Wilcoxは「世界で一番下手なドラマー」と呼ばれていた。
勿論比喩的な表現だが、このライヴを観て、その点も再認識。
リズムが走る(笑)。